制度への加入と退職金の積立て
【加入・積立てのイメージ図】

1.制度への加入
(1)制度の加入者
基金へ加入している法人(基金の概要を参照)の正社員が対象です。
入社と同時に自動的に基金に加入します。
(2)加入期間
入社日が加入日となり、退職または60歳定年を迎えることによって、加入資格を喪失します。
(嘱託社員は加入者となりません)
休職期間も加入期間とみなされます。
2.退職金の積立て
(1)積立ての開始日
入社月の翌々月より、積立てが開始されます。積立額は全額会社負担のもと、毎月1日に積立てられます。
(2)積立額の計算
毎月の積立額
= 前々月末時点の給料※ × 年間付与率 ÷ 12
※基本給+資格・役職・職責などの手当
= 前々月末時点の給料※ × 年間付与率 ÷ 12
※基本給+資格・役職・職責などの手当
- 手当の範囲や年間付与率は、各社の退職金規程をご確認ください。
- 病気、育児、介護などの休職や、出産休暇、出生時育児休暇などの期間は、積立てが行われず、利息のみ付与されます。復職時は、復職後最初の1日から積立てを再開します。
(3)積立額の改定
資格や役職などの変更により給与が変更された場合は、翌々月1日の積立額より反映されます。
3.利息の付与
9月から翌年8月まで付与される1ヶ月あたりの利息
= 8月末の積立累計額 × 2.5% ÷ 12
= 8月末の積立累計額 × 2.5% ÷ 12
毎年、8月末の積立累計額(上記「2.退職金の積立て」と「3.利息の付与」でこれまで積立てられた累計額)に対して、年2.5%の利息を算出します。その利息を月割りした金額が、9月から翌年8月までの毎月1日に付与されます。
4.積立額と積立累計額の開示(勤続3年以上の加入者のみ開示)
(1)毎年9月の給与明細などにて、以下の3点が開示されます
- 8月末時点の退職金積立累計額
- 直近1年間の積立額(標準給与分)の合計金額
- 直近1年間の積立額(利息分)の合計金額
(2)直近の退職金積立累計額(概算金額)
上記(1)以降の積立累計額の概算金額は、基金までお問い合わせください。
(ただし、退職時の最終的な退職金は、各社人事関係部署で決定されます)
当月の積立累計額
= 前月の積立累計額 + 当月の積立額 + 当月の利息
= 前月の積立累計額 + 当月の積立額 + 当月の利息

毎年9月の給与明細などで
確認してくださいね